ちまた、10余年ぶりにタクシー料金の値上げが話題になっています。
今回の値上げは運転手の労働条件の向上が主目的の様ですが、供給過多な感も否めない都心のタクシー台数を見ていますと、何か釈然としないものを感じつつも、国内の料金は諸外国と比較してもまだ割安、いや割高など、諸々の記事が目に止まります。
ところで、海外旅行先でタクシーを利用する際、ドアが開閉せずに戸惑ったことはありませんか?
そうです、タクシーのドア自動開閉システムが一般化している国は、日本を筆頭にごく一部(香港)の国だけなのです。
見方を転じれば、日本を訪れる外国人にとって、タクシードアの自動開閉は"サプライズ"なのです。
※WebでTaxi, doors, automatically, surprise などの言葉で検索すると多くのページを見つけることができます。
お店やホテルなどの入口も、海外よりは日本の方が、圧倒的に自動ドアが多い気がします。
やや飛躍に過ぎるかもしれませんが、自動(便利、手間いらず、至れり尽せり?)を好む日本人のメンタリティに、自動化の究極としてのロボットは、何か響くものがあるのかもしれません。
実のところ、タクシーのドアは、搭乗者を検知し"自動"開閉するのではなく、運転手が、後方の安全確認、搭乗者の乗降確認をし、"手動"で操作しています。無理に自動化する必要もありませんが、インテリジェントな機能を搭載した真の自動操作が実現すれば、運転手の負担軽減、そして搭乗者に新しいタクシー体験(アメニティ)を提供できるかもしれません。やや荒唐無稽かもしれませんが、近い将来、ロボットアシスト・タクシーも登場するかも!?
日本人のロボットに対するこだわりは、これからの産業と社会が必要とする、技術レベルだけではない、文化レベル、価値観をも包含した新たな製品やサービスの台頭を予感させます。


