トキメック(http://www.tokimec.co.jp/)は10月にも、那須工場(栃木県那須町)でジャイロの原理を活用した超小型慣性センサ「MESAG」の生産を開始する。MESAGは3方向の加速度と2方向の角速度を同時に測る新技術。すでに研究開発センター(東京都大田区)で製作したサンプル機の出荷を始めた。顧客に用途開発を促して受注に結び付け、早期に事業の柱に育成する。
MESAGは「回転する物体は回転状態を維持する」というジャイロの原理を活用したもの。基板上にある直径1.5mm程度のリングを静電気が発生する吸引力で浮上、回転させ、リングの変化から加速度などを検出する。これまで東北大学などと研究を進めており、このほど実用化に成功した。
すでに輸送機器関連会社などにサンプル出荷を始めており、用途開発を支援している。顧客の評価を確認した結果、事業化の可能性が高いと判断。研究部門での試作から工場での本格的な生産に移行することになった。




































