ABB(http://www.abb.co.jp/)は、産業用ロボットの安全性を高める制御システム「SafeMove」を8日に発売する。作業者と共存する環境下でもロボットの安全な動作を可能にする。価格は約85万円。
同システムは、ロボットコントローラ組込み用ソフトと位置監視用コンピュータから構成。国際安全規格ISO 10218-1に準拠している。使用目的に応じて稼働範囲を最適化できるため、作業者はロボットと安全に連携して作業が行える。
おもな機能として、ロボットの動作速度を減速する「Safe speed」、モータ電源を切らなくてもロボットの動作を停止する「Safe stand position」、確実に安全な方向に向くように監視する「Safe tool zone」、ロボット本体のブレーキを定期的にテストする「Safe brake test」、権限を持たない作業者がロボットの動作設定を変更することを防止する「Safe access」を搭載しており、目的に応じて使い分けることで安全性を確保することができる。
ロボットとオペレーターを隔てる安全設備が軽減されるため、設置および保守管理のコストが削減できるうえ、作業者とロボットの距離が小さくなり、ロボットからの受け渡しなど連携作業も可能になる。さらにロボットの稼働範囲を、使用目的に応じた3次元形状の安全ゾーン内に制限することができ、省スペース化を図ることができる。
同社のロボットコントローラ「IRC5」に追加導入することができる。


