東京大学IRT研究機構(http://www.irt.i.u-tokyo.ac.jp/)は、身体に取り付けたセンサやロボット技術を活用して、リアルタイムで運動中の筋肉の動きや腕・胸などの部位の重さをモニターで参照できる技術を開発した。スポーツジムや医療機関などで、毎日の健康管理や医療診断への利用が期待できる。
カメラで捉えた人の姿をモニター上に映し、運動して体内で筋肉に力がかかると、その部分の色が変化する。また、全身を肩や胸など16カ所に分け、各部分の質量などを推定する機能も備える。計算モデルを単純化にすることにより計算の負荷を低減し、リアルタイムでの表示を可能にした。従来は10秒の計測結果を可視化するのに数十分を要していた。
ピンポン球程度のサイズの16個のセンサを肩や足などに取り付け、筋肉に流れる電流をもとに力を捉える。さらに10台のカメラで動作を捉え、床にも体内の力を検知するセンサを設置する。
人の運動データを蓄積し、身体に付けるセンサなしでも測定が可能になる。中村仁彦教授は、今後は「カメラなどの視覚情報だけで、人が感じることを理解するロボットを製作したい」という。
■関連記事
2008.12.18 東大IRTとパナソニック、食器を丁寧に扱いながら食器洗いを支援するキッチンロボ開発
http://robonable.typepad.jp/news/2008/12/20081218-irt-1f.html
2008.12.04 東大IRT機構、ロボが日用品を探し出す要素技術開発、高齢者を支援
http://robonable.typepad.jp/news/2008/12/20081204-irt-ce.html
2008.11.17 東京大学IRT研究機構、1人乗り移動ロボット技術を開発
http://robonable.typepad.jp/news/2008/11/20081117-irt1-a.html
2008.10.27 東大IRT機構、家事支援ロボット開発、作業のやり直し、柔軟物の把持を実現
http://robonable.typepad.jp/news/2008/10/20081027-irt-5c.html


