ゼットエムピー(ZMP、http://www.zmp.co.jp/)は、自律搬送ロボットや知能ロボットなどの研究・開発用途に向け大型倒立2輪台車「e-nuvo POWER WHEEL」を開発、受注販売を開始した。dSPACE社の小型拡張ボックス「AutoBox」の搭載やMATLAB/Simulinkとの連携、各種センサや画像認識モジュールの追加などカスタマイズにも対応する。受注から約3カ月後の納期となる。価格は498万円(税込)から。
倒立2輪は、角度センサ(エンコーダ)やジャイロセンサなどの内蔵センサにより傾きを計測し、左右2つの車輪でバランスをとって走行する移動機構。その場での方向転換が行えるうえ、坂道でも搬送物を水平に維持するという特徴から、新たな移動機構として注目されている。
ZMPは、6月よりカーロボティクス・プラットフォーム「RoboCar」の販売を開始し、おもにカーロボティクスやASV(先進安全自動車)の研究に向けて展開している。大型倒立2輪台車のニーズがあることを受け、受注販売を始めた。すでにいくつかの引き合いがあるという。
サイズは740×622×450mmで、重量が38kg(AutoBOX搭載時は45kg)。最大積載量は約30kg(同搭載時は約20kg)。モータにはmaxson motor製ブラシレスDCモータを、減速機にはハーモニックドライブを2個ずつ採用。エンコーダの分解能は500カウント/回転。ZMPオリジナルのジャイロセンサ基板を搭載する。また、キャスターの長さを変更することで4輪台車にもなる。
■関連サイト
2009.06.09 ZMP、カーロボプラットフォーム販売開始、すでに100台近くの受注獲得
http://robonable.typepad.jp/news/2009/06/20090609-zmp100.html
2009.03.23 JAPAN ROBOTECH、教育用倒立振子ロボを披露、約50の教育機関で導入検討
http://robonable.typepad.jp/news/2009/03/20090323-japan-.html
2008.12.19 ZMPと首都大東京、カーロボプラットフォームを共同開発、09年4月より提供
http://robonable.typepad.jp/news/2008/12/20081219-zmp094.htm
2008.11.27 【ICRT2008】JAPAN ROBOTECH、倒立振子ロボ製作セットをモニター販売、使用した低価格のエンコーダ付DCモータも販売
http://robonable.typepad.jp/news/2008/11/20081127-icrt-2.html


