テクノロードは、2足歩ロボット用物理演算シミュレータ「Go Simulation!」を開発、「Beta(β)1バージョン」の配布を開始した。バランスを崩すと転倒したり障害物を倒したりといった物理動作を容易に検証でき、モーション作成を目的としたホビー用途やパソコン上での動作検証といった教育用途に利用することができる。使用期限は2009年末まで。製品版は12月頃に1万8,000円(税込み)で発売することを予定している。
物理演算に、学術論文などで採用実績のある「Open Dynamics Engine(ODE)」のライブラリを採用。ロボットの動作や接触判定などリアルに再現したうえ、ユーザーインターフェースの工夫により専門知識がなくても容易に扱えるようにした。
モーションエディタを搭載しており、高速な歩行モーションに改変したり、オリジナルの必殺技を作成したりすることができる。β1版ではモーションの容量に制限があり、18ポーズまでしか登録できないが、製品版では3万ポーズまで拡大する。
また、設計エディタも備えており、ロボットの寸法や質量、ジョイントの位置などの設定が可能。2足歩行ロボットのシミュレーションモデルを作成することができる。3次元CADデータからエクスポートしたSTLファイルとXファイルを読み込むこともできる。
さらに、ゲーム機能を用意しており、インストール後にすぐに動作検証が行える。β1版ではロボット1体による、障害物を避けながら指定されたエリアへのタイムトライアルを楽しむことができ、製品版では2体のロボットによる対戦も行えることを予定している。
そのほか、最大トルクや制御ゲインなどサーボモータのパラメータ調整やオリジナルのスクリプト言語により行動制御を記述することもできる。


