ナノコネクトは、ロボット制御用アプリケーションの開発を通じて、米Google社のモバイル向けソフトウエアプラットフォーム「Android(アンドロイド)」が学習できる教育ツール「ドロコン」を開発。「バージョンα版」の配信を開始した。同社が12月に開始するAndroid開発者育成講座で利用するほか、構築したAndroid開発環境を公開して技術者が自由に活用できるようにする。
AndroidはLinuxをベースとしたソフトウエア開発実行環境。携帯電話上で動作するOSやミドルウエア、ユーザーインターフェースなどを提供する。開発者は自由にアプリケーションソフトを開発することができ、Androidに対応した端末にダウンロードして動作させることができる。
開発したドロコンは、Android上でJavaを用いてロボットの動作を制御するアプリケーションの開発と、それを発展させて、通信を利用して遠隔操作するためのミドルウエア開発まで行うことを想定。ソフトウエア開発の詳細な手順(Software Lifecycle Process:SLCP)に沿って、Androidアプリケーションの開発技術を習得できるようになっている。
同社が開設する講座の受講料は、アプリケーション開発までを習得できるコースで30万円、Javaを学習する基礎コースは15万円など。また、習得した技術を応用してロボット制御を実践できる環境を無償提供する。
配信を開始したα版は、Webサイトの仮想空間でロボットを制御するアプリケーションを提供。2010年1月には「β版」の配信を開始し、twitterを介して遠隔地の人との対戦を可能にする。2月にはロボット操作機能を追加した「1.00版」の配信を開始し、Android搭載の携帯電話などで実際の2足歩行ロボットを操作できるようにする。
■関連サイト
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