ゼットエムピー(ZMP)は、自走式ミュージックプレーヤー「miuro(ミューロ)」(写真)の自律機能を生かして高齢者の見守りサービスを提案することを明らかにした。SIMカードの挿入によりハンズフリーの電話として利用したり、カメラ機能を利用して生活情報を記録(ライフログを取得)したりすることができ、高齢者のQOLの向上や常時の状況確認に役立てることができる。複数の通信会社や警備会社に向けた提案を始めている。端末となるmiuroは、通信会社を通じて高齢者などのユーザーに提供され、月額880円程度の価格でレンタルされる見込み。
miuroをサービスプラットフォームとして位置づけ、高齢者向けの各種サービスを提供するというもの。昨年12月に、首都大学東京と共同でレコメンドエンジンを開発し、miuroの自走性とビーコンにより、家の中にいる場所や時間に応じて曲の好みをタギングして推薦する「音楽レコメンドサービス」を発表している。それに続くmiuroを使ったサービス提案となる。
今回のサービス展開に向け、miuroにSIMカードの挿入口およびタッチパネルディスプレイなどの追加を検討している。タッチパネルには「音楽」「電話」「緊急」の3モードを用意。miuroで音楽を楽しんだり、遠隔地にいる家族と会話をしたり、生活リズムに異変があった場合は、家族や警備会社などに自動連絡したりすることができる。
ここでの異変は、搭載したカメラ画像から判断する。インターネットを介した遠隔操作により様子を把握したり、カメラ画像をもとに取得したライフログから類推することで異変を捉えたりする。遠隔地から呼びかけても反応がない場合は、miuroが高齢者に近づいて様子を確認することもできる。
最近は、高齢者向けにハンズフリーフォンが販売されているが、スピーカーが小さいために十分聞こえず、災害や緊急情報を聞き逃すことがあるという。miuroは自律移動が可能で、しかも大きなスピーカーを搭載することから、こうした心配がない。また、単なる見守りではなく、音楽やラジオ番組を楽しむことができるためQOLの向上にも寄与し、高齢者にも容易に受け入れられるシステムになると見られる。
■関連サイト
ロボナブル 2009年特集
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PART2 従来にない顧客価値を創出するビジネスモデルを提示 1.ゼットエムピー:音楽レコメンドサービス
http://www.robonable.jp/monthly/2009_3_4/p2.html
2008.12.18 ZMP、miuroを利用した楽曲レコメンドサービスを展開、miuroはレンタルにて提供
http://robonable.typepad.jp/news/2008/12/20081218-zmpmiu.html


