高砂熱学工業は、テープ状の配管表面温度計を用いて空調設備の配管内流量を計測するサービスを4月より開始する。配管の表面温度を用いて計測するため、流体内に気泡が混入した配管や曲管など、超音波流量計では難しい配管の流量を計測することができる。複数カ所での計測も安価で行えるため、複数のビルや工場を持つ事業者向けに年間100件以上の受注を目指す。
新サービスは、1カ所の流量計測につき配管表面温度計2本を使用。配管内を流れる水の温度変化の伝わり方を2本の温度計で計測して温度ロガーがデータを収集。データを専用ソフトウエアで解析して流量を算出する。温度ロガー1台当たり最大12カ所の計測が行える。
同社は空調設備の運転を停止せずに運転データを計測し、設備の運転状態やエネルギー消費量を把握して省エネ提案を行う計測・解析・評価システム「MAT(マット)」に新サービスを活用する計画。配管表面温度計による計測は誤差10%程度と、超音波流量計(誤差約1%)より劣るが、計測カ所が多いほど安価で済む。このため改正省エネ法への対応に迫られている大規模工場や宿泊施設などからの需要を見込んでいる。
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