ヴイストンと国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は共同で、高齢者や身障者向けサービスの研究開発に使える等身大サイズの人型ロボットプラットフォーム「Robovie-R Ver.3」を開発した。高い走破性や人と同等の移動速度などを備えており、高齢者や身障者に付き添ってのサービス提供の検証に使える。価格は380万円(税抜)で、ヴイストンおよびATR-Roboticsで受注を受け付ける。20日には記者発表を予定している。
商店街や駅などの公共空間で、高齢者や身障者に付き添っての道案内や買い物支援など各種サービスの検証に耐える機能を持たせた。具体的には、点字ブロックやスロープを乗り越えられる走破性、高齢者に付き添って移動できる約2.5km/hの移動速度、無線コントローラによる遠隔操作機能を備える。
人とインタラクションするための各種センサを実装しており、タッチセンサを11個、眼に相当するUSBカメラを2台、耳となるモノラルマイクを2個、口となるスピーカ1個を有する。オプションとして、レーザ測域センサを搭載することもできる。
コントローラにはボードPCに加え、同社のCPUボード「VS-RC003HV」をサブCPUとして搭載。また、全方向移動機能やグリッパハンドなども用意されており、拡張性に優れる。
両社は、低価格での開発プラットフォームの提供により、高齢者や身障者に向けたロボットサービスの研究開発が進むと見ている。なお、同プラットフォームの詳細は20日以降に紹介する。
■関連サイト
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