臼田総合研究所は、ジャイロセンサを搭載した携帯端末などのアプリケーション開発ができる「ジャイロアプリ開発キット」(写真)を発売した。米アップルの「iPhone(アイフォーン)4」などジャイロセンサ搭載端末の普及を見込む。価格は98万7,000円。自社ホームページで直販するほか代理店経由で、初年度100キットの販売を目指す。
キットの内容は、ソフトウエアとジャイロセンサを内蔵したユニット1台。ソフトウエアは、センサの動作を安定化する「ジャイロ制御API群」と、センサの動作と動画や静止画などの動きを組み合わせる「ジャイロアプリAPI群」から構成される。
臼田総研は2000年から同分野の研究開発を行っており、センサの動きを安定化するドリフト制御やスピード制御、安定化制御などのノウハウを蓄積している。その技術をソフトウエアで提供する。
位置検出センサとしてのジャイロセンサは360度の動きを検出することができ、加速度センサや方位センサに比べ精度が高いという。iPhone4に新たに搭載されたほか、任天堂の「ニンテンドー3DS」にも搭載されることから、「今後、電子書籍やスマートフォンなどで同センサを搭載した端末が増える」(臼田社長)と予測。さらに個人や法人が、同機能を活用したアプリケーションの開発に乗り出すと判断。これまで販売していた評価キットを応用して開発機能などを持たせた。一方で需要拡大を見込み、価格は評価キット(計500万円)より安く設定した。
入力チャンネルは32チャンネルまで設定可能。臼田総研は同キットをアプリ開発のほか、ジャイロセンサを使ったロボットや機械制御の動作マッピングなどにも活用できるとし、幅広く販売する。
■関連サイト
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