愛知県は、次世代ロボットを開発中の県内企業に対し、実証実験の支援事業を開始する。人工知能研究振興財団に委託し、同財団が実験場所の許可申請を企業に代わって行うなどの支援策を講じる。8月13日まで公募し、9月上旬までに支援先5社を選定する。同財団はこの支援事業のために6人を新規採用し、同県が賃金や関連費用を負担する。予算は約1,400万円。次世代ロボットの製品化を加速させるのが狙い。
支援対象となるのは、移動支援や災害支援、家事支援などの次世代ロボットを開発中の企業。大学の研究者や企業経営者らによる選定委員会を構成し、支援対象企業を選ぶ。決定した企業に対して選定委員会や同財団、同県などが実証実験の手法や内容、実験場所などのアドバイスも行う。実証実験は支援企業が決定次第、順次行っていく。
実証実験は公道をはじめ公共スペースで行う必要があることが多い。ところが、こうした場所で実験許可を得るのは手続きが煩雑で時間もかかり、一般企業には大きな負担となる。この許可申請手続きを同県が支援することで、研究開発に専念できる環境を整備する。
支援した実証実験の結果は、2011年2月をめどに成果発表会を開催して公開する。これにより支援を受けなかった県内のロボット関連企業にも実験結果の情報を共有させ、開発スピードを加速させる。
同県は次世代ロボットを新たな産業の柱に育てる目的で、育成の取り組みを2009年度から強化している。介護施設などを訪問してロボットを実演する出張活動や、ロボット関連製品を紹介する展示会を実施してきた。
■関連サイト
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2010.01.12 岐阜県情報技研、アイガモロボットの最新モデル公開、安定した自律走行を可能に
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2010.01.11 愛知県産技研、リハビリロボ公開、リハビリ効果を検証する計測システムとして提案も
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2009.07.03 愛知県、ロボット産業振興を強化、研究情報の収集やPR活動を実施へ
http://robonable.typepad.jp/news/2009/07/20090703-pr-ec2.html#tp


