不二越は、2013年11月期までに連結売上高を今期見通しの1.5倍以上となる2,050億円に引き上げる。中国など新興国市場を開拓し、海外売上高比率を現在の40%から60%にする。本間博夫社長は「欧米や中国、東南アジアの各主要地域に役員クラスの経営幹部を配置し、市場を開拓する」としている。
本間社長は「これまで利益水準を重視していたが、社会的な貢献を果たすためにも一定の売り上げ規模が必要だ」との考え。海外事業は国内の営業部門が統括しているが、現地の幹部に権限を委譲し、事業運営を任せる。人材育成にも力を入れ、海外でローテーションを組む。
商品開発体制は「海外は国によって求められる機能が異なるため、現地のニーズに合わせた開発が必要」(本間社長)とし、特に中国を強化する方針。3月に開発部門の部長クラスの人材10人以上を中国に赴任させた。今秋以降に中国事業の詳細を固める。自動車以外の一般産業機械を伸ばす方針。M&A(合併・買収)は「現在のところ考えていない」(同)とした。
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