大峰化学は、医療や介護・福祉機器向けにソフトタイプの新型ねじ「オオミネプロネジ・ソフト」を開発した。金属ねじの頭部をナイロン樹脂とエラストマー樹脂で被覆した3層構造が特徴で、これにより必要な締結力を保持しながらも衝突しても外傷を与えるリスクが小さい。価格は、同社従来製品と比べて約6割高。柔軟性をうりに医療・介護福祉機器や児童向け商品、さらにはレジャー関係にも売り込む。
同社は業界に先駆けて内側が金属、外側がナイロン樹脂の「オオミネプロネジ」を2008年に開発。新商品は3層構造により外側を柔らかくしたうえ、エラストマーの調整により3段階の柔らかい素材を用意した。ユーザーが直接手で触れて好みの柔らかさを選択することができる。「お年寄りは皮膚が弱いためねじ突起に触れたときに擦過傷を起こしてしまうケースが多い。身体に当たっても影響がない程度に柔らかくしてほしいとのニーズに応えた」(大西康弘社長)。
エラストマーによる被覆したのに加え、エラストマー内部に細穴加工を施すことにより、握ったときに押しつぶされてソフトタッチ感を増している。9月8、9日開催の「大阪勧業展2010」や、「第13回 関西 機械要素技術展」に出展し「潜在市場を探る」(同)。
■関連サイト
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