マクセル精器は、-80℃までの低温保存に対応するRFID付きマイクロチューブ「インテリジェントマイクロチューブマネジメントシステム」を完成した。月内にサンプル出荷を開始し、2011年1月に発売する。システムの価格は、リーダライタとソフトウエアのセットで100万円から。チューブの価格は10万本の場合、1本100円程度。2011年度に40~50台の販売を目指す。
ICチップとアンテナを一体形成するなど溶融方法を工夫した。一般的な外付けアンテナ方式と比べて熱衝撃に強い構造で、-80℃~+50℃までの保存温度保証を可能にした。また、リーダライタは、48本のRFID付きマイクロチューブをトレーに入れたまま一括で読み書きできる。ソフトウエアの画面はマイクロチューブを縦6列、横8列のイラストで表示され、各チューブの確認作業が容易に行える。
マイクロチューブ底面の樹脂部にRFIDを完全密封しており、結露や汚れが付着しても読み書きが可能。RFIDタグ部分のみを取り外し、別のチューブに取り付けて使い回せるタイプの開発も進めている。
■関連サイト
2010.06.02 村田製作所、HF帯RFID事業に参入へ、RFID関連製品ラインアップを拡充・提案
http://robonable.typepad.jp/news/2010/06/02murata.html#tp
2010.04.12日立電線、RFIDチップ内蔵の電力・通信ケーブル開発、発電プラントなどに向け提案
http://robonable.typepad.jp/news/2010/04/12hitachi.html
2010.01.15 大日本印刷と内村、ICタグでボルトの弛みを検知するシステム開発、点検作業を効率化
http://robonable.typepad.jp/news/2010/01/15ic.html
2009.03.10 大手電機各社、国際物流に電子タグを利用、省力・グリーン化を推進
http://robonable.typepad.jp/news/2009/03/20090310-77aa.html
2008.07.11 凸版、小型で安価なICタグ用リーダライターモジュール開発
http://robonable.typepad.jp/news/2008/07/20080711-ic-724.html


