ノビテックは、12月8~10日開催の「国際画像機器展2010」で計測した対象物の空間座標を割り出し、リアルタイムで位置(変位)や速度、加速度などを算出できる「3次元リアルタイム計測・制御システム」を参考出展した。対象物に微小なマーカを付加し、赤外線LED照明一体型の計測カメラで捉えた計測データをもとに算出する。衝突試験をはじめロボットの安全性に関する評価試験などで使える。価格は計測カメラ3台と計測ソフトなどのセットで、250万円程度を予定する。
計測カメラから照射したLEDの反射光から、マーカを付加した対象物の2次元座標を取得し、これをパソコン側の計測ソフトにより3次元空間座標に変換する。サンプリングレートは100Hz。3次元空間座標から変位や速度、加速度などの各種データを算出することができ、これらを計測対象の位置決めに利用したり他の機器に出力して制御に活用したりすることができる。
展示会では、微小なマーカを付加した玩具の運動(キン肉マンに登場した「ウォーズマン」が腹筋をしている)を3台の計測カメラで捉えることで、これらのデータをリアルタイムで得られる様子を披露した。ロボットの性能評価のほか、衝突試験など安全性の評価にも応用できる可能性がある。
同社では、リアルタイム3次元運動解析モーションキャプチャーシステムを提供しており、トレーニング時のフォーム解析やワイパーなどの動作検証に加え、ダミー人形を用いた衝突試験などにも活用されている。開発はピクセルゲートが行っている。
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