ビー・エル・オートテック(BLオートテック)は、レスキューロボットに搭載して使用するマニピュレータと回転式電動ハンドを開発した。来週8~12日に米国テキサス州で開催される「災害対応ロボット試験評価会」(主催:米国商務省標準技術研究)に、同システムを搭載したレスキューロボット「UMRS2009(Utility Mobile Robots for Search2009)」で参加し、ドア開放などに取り組む。2010年度以降の販売を検討しており、UMRS2009を含むシステム全体の価格は1,000万円程度を予定。また産業用途に向け、これら単体での提供も検討する。
なお、参加する災害対応ロボット試験評価会は、アメリカの国立標準技術研究所(NIST:National Institute of Standards and Technology)が、アメリカ国土安全保障省(DHS)の進める科学技術標準化総合計画(Science and Technology Directorate Standards Program)の一環として、レスキューロボの性能評価手法の標準化を目指す取り組み。その有効性を確認するために、世界各国のレスキューロボの性能評価訓練を行っている。様々な項目があるが、押しドアと引きドアの両タイプの開放に成功したレスキューロボは、いまだないという。 (取材&テキスト作成:三月兎 ロボットファン.net)
タニタはNTTグループと共同で、自社の健康計測機器と通信端末を使った遠隔疾病管理システムを4月から提供する。ITを活用した健康管理を目指す「Continua Health Alliance(コンティニュア・ヘルス・アライアンス)」のガイドラインに準拠したUSBレシーバをタニタが開発した。既存の健康管理サービスに比べて初期費用を抑えられるメリットを生かして、自治体向けに年1万件の契約を目指す。
システムは公共施設などに配備し、地域住民の健康管理に活用する。タニタでは今後、測定機器自体がContinua Health Allianceのガイドラインに対応した製品も発売する方針。 タニタの血圧計や歩数計、体組成計の計測データを、無線などでUSBレシーバ「MY-102」に送信。そのデータがUSBケーブル経由でNTTのフレッツフォンに転送される仕組み。料金は検討中。現在、タニタ単独でも同様のサービス「からだカルテ」を提供しているが、赤外線送信などの通信コストがかかっていた。
Continua Health Allianceはヘルスケア関連機器の相互接続、蘊奥を可能にする標準規格の策定を進めている団体。世界で227社が加盟しており、日本でもパナソニックをはじめ24社が加盟している。
ビー・エル・オートテック(BLオートテック)は、レスキューロボットなどに搭載して使用する、遠隔操作とPTP制御(Point-To-Point control)両用のマニピュレータと回転式電動ハンドを開発した。同社が汎用台車としての販売を予定するレスキューロボット「UMRS2009(Utility Mobile Robots for Search2009)」のオプションとして搭載することで、災害時のドアの開放や危険物の取り扱いなどが行える。3月3日に正式発表する。
ビー・エル・オートテック(BLオートテック)は、兵庫県立工業技術センターと共同で磁気式触覚センサ「Magnetic type Tactile Sensor(MTS)」を開発した。磁気抵抗素子(GMR)とインダクタにより、変位および接触力と滑り発生時の振動(スティックスリップ)を独立して計測することができる。3月からサンプル出荷を開始し、5万円での提供を予定(写真中のAD変換器は含まれない)。今後、小型化と耐ノイズ性の向上などに取り組み、2010年下期より10万円以下での販売を目指す。販売後は、2年間で約500台の販売を見込む。
スキューズのハンドは人の骨格筋を模した構造を有し、大小計22個の低圧駆動型の空気圧アクチュエータにより5本の指を駆動する。指全体で包み込むように対象物を支えるため、掴む・握る・つまむといった動作を可能にしている。6月の「FOOMA JAPAN 2009 国際食品工業展」に続き、柔軟物をハンドリングできる様子を披露したが、新たに手首軸の追加により上下・左右の動作が行える新型ハンド(写真上)を披露した。 搭載したジャイロセンサにより手先の位置情報が得られ、また、ジャイロセンサを付加したマウスにより手首を任意の位置に移動することができる。デモ用として展示したものだが、各軸に搭載したエンコーダ情報をもとに手先の位置情報を得るよりも容易である。